ネットワーク関数
MQL5プログラムはリモートサーバとデータを交換したり、プッシュ通知、メールやデータをFTP経由で送信することができます。
- Socket*関数群により、システムソケット経由でリモートホストとのTCP接続(安全なTLSを含む)を確立することができます。操作の原則は簡単です: ソケットを作成し、サーバに接続し、データの 読み書きを開始します。
- WebRequest関数はWebリソースの使用のために設計されており、HTTPリクエスト(GETやPOSTを含む)を簡単に送信することができます。
- SendFTP、SendMail、SendNotificationはファイル、メール、モバイル通知を送信するより簡潔な関数です。
エンドユーザのセキュリティのために、許可されたIPアドレスのリストはクライアント端末側で実装されています。このリストには、MQL5プログラムがSocket *およびWebRequest関数を介して接続することを許可されているIPアドレスが含まれています。例えば、プログラムがhttps://www.someserver.comに接続する必要がある場合、このアドレスはリスト内の端末ユーザーによって明示的に示されるべきです。プログラムでアドレスを追加することはできません。

追加の設定が必要であることをユーザに通知するためにMQL5プログラムに明示的なメッセージを追加します。これは、#property description、Alert、 Printのいずれかで行うことができます。
関数 | アクション |
|---|---|
指定されたフラグを使ってソケットを作成し、そのハンドルを返す | |
ソケットを閉じる | |
タイムアウト管理付きでサーバに接続する | |
ソケットが現在接続されているかどうかを確認します | |
ソケットから読み込めるバイト数を取得する | |
現在の時点でデータをソケットに書き込めるかどうかを確認する | |
ソケットシステムオブジェクトのデータを送受信するためのタイムアウトを設定する | |
ソケットからデータを読む | |
ソケットにデータを書く | |
TLS Handshakeプロトコルを介して指定されたホストへの安全なTLS(SSL)接続を開始する | |
ネットワーク接続を保護するために使用される証明書に関するデータを取得する | |
安全なTLS接続からデータを読み込む | |
安全なTLS接続からすべてのデータを読み込む | |
安全なTLS接続を介してデータを送信する | |
指定されたサーバにHTTP要求を送信する | |
[FTP]タブで指定されたアドレスにファイルを送信する | |
オプションウィンドウの[メール]タブで指定されたアドレスにファイルを送信する | |
MetaQuotes ID が[通知]タブで指定されているモバイル端末にプッシュ通知を送信する |