フロントマター
使い方
VitePress はすべての Markdown ファイルで YAML フロントマターをサポートしており、gray-matter で解析します。フロントマターは Markdown ファイルの先頭(<script> タグを含むあらゆる要素より前)に配置し、三本のハイフンで囲まれた 有効な YAML 形式で記述します。例:
md
--- title: Docs with VitePress editLink: true ---サイトやデフォルトテーマの多くの設定オプションには、フロントマター上で対応するオプションがあります。フロントマターを使うことで、そのページに限って 特定の振る舞いを上書きできます。詳細は Frontmatter Config Reference を参照してください。
また、独自のカスタムフロントマターデータを定義し、ページ上の動的な Vue 式で利用することもできます。
フロントマターデータへのアクセス
フロントマターデータは特別なグローバル変数 $frontmatter で参照できます。
Markdown ファイル内での使用例:
md
--- title: Docs with VitePress editLink: true --- # {{ $frontmatter.title }} Guide contentuseData() ヘルパーを使えば、<script setup> 内からも現在のページのフロントマターデータにアクセスできます。
代替フロントマター形式
VitePress は JSON フロントマター構文もサポートしています。中括弧で開始・終了する形式です。
json
--- { "title": "Blogging Like a Hacker", "editLink": true } ---