最近はバイブコーディングが盛り上がっており、それに伴ってバイブレビューという単語も聞かれるようになっています。Claude CodeやDevinでコーディングを行い、それをCodeRabbitでレビューするという流れです。
そんなCodeRabbitですが、各種AIコーディングエージェントで利用されるガイドラインファイルに対応しました。プロジェクトの概要や、アーキテクチャなどを記すことで、より精度の高いレビューが実現できるはずです。
デフォルト対応のファイル
以下のファイルについては、デフォルトで対応しています。
**/.cursorrules .github/copilot-instructions.md **/CLAUDE.md **/.cursor/rules/* **/.windsurfrules **/.clinerules/* **/.rules/* リポジトリ内にこれらのファイルがあると、それを読み込んでコードガイドラインとして利用します。
設定について
設定は管理画面と、 .coderabbit.yaml のどちらかで設定できます。
管理画面で設定する場合
管理画面では、 Early Access 設定を有効にしてください。 有効にしたあと、 Apply Changes をクリックして反映します。
そうすると、 Knowledge Base タブにて、 Code Guidelines を有効にできます。
これで設定は完了ですが、プロジェクトによってさらにガイドラインを追加したい場合もあるかと思います。その場合には、 File Patterns を使ってガイドラインを追加してください。ワイルドカードも利用できます。
.coderabbit.yaml を利用する場合
.coderabbit.yaml はリポジトリルートに配置して利用するファイルです。設定は3つあります。
early_access
early_access を true にします。
オプション:knowledge_base.code_guidelines
-
enabledを true にします -
filePatternsを必要に応じて設定します
設定例
.coderabbit.yaml の設定例です。執筆時点(2025年6月25日)では、 early_access だけ設定しておけば有効になるはずです。 knowledge_base.code_guidelines.enabled のデフォルト値は true です。
early_access: true knowledge_base: code_guidelines: enabled: true filePatterns: - docs/*.md なお、 .coderabbit.yaml は複数プロジェクト用に共有もできます。以下はその例です。
remote_config: url: "https://example.com/.coderabbit.yaml" まとめ
ガイドライン設定で、よりバイブレビューを便利にしましょう!すでにファイルを生成しているプロジェクトについては、より精度の高いレビューが実現できるかと思います。生産性を高めるためにも、ぜひ活用してください!

