Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編

Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編(全10回)

大人気シリーズ「感染症プラチナレクチャー」第3弾!今回は臨床微生物学編。
このシリーズでは、10人の医師が提示するさまざまな状況の感染症の症例から、原因となる微生物をどのように突き止め、そしてその結果からどのような治療を行っていくのか、感染症の診断から治療の戦略について解説します。 講師は感染症の臨床医である岡秀明先生に加え、検査技師である佐々木雅一氏。 検査室に持ち込まれた血液・痰・尿などから、顕微鏡検査、培養検査、薬剤感受性検査、同定検査などのさまざまな検査方法によって突き止められる微生物の正体を「目で見える」ようにしていきます。 薬剤への耐性、ワクチンなどにより変貌しつつある微生物。その攻撃力と防御力、弱点を把握し、最新情報を装備して攻略しましょう。
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微生物プラチナアトラス 第2版
いずれもメディカル・サイエンス・インターナショナルより刊行されています。

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第1回 黄色ブドウ球菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第1回 黄色ブドウ球菌

    2024/09/05(木)公開

    23分27秒

    プレミアム対象

    今回の微生物は「黄色ブドウ球菌」。発熱・意識障害の20歳代男性、主訴、既往歴、バイタルサイン、身体所見、検査結果から、細菌性髄膜炎、敗血症が疑われました。血液、喀痰を採取後、エンピリック治療を開始しました。さあ、その血液や喀痰から出てくる敵の正体はいかに。そして、その後の治療戦略は?

第2回 肺炎球菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第2回 肺炎球菌

    2024/10/03(木)公開

    21分37秒

    プレミアム対象

    今回は市中肺炎の原因菌として最も多い微生物「肺炎球菌」です。
    数日前からの発熱・咳嗽の82歳男性。身体診察、画像診断により、肺炎が強く疑われました。喀痰、血液培養などから原因菌の正体をどのように突き止めていくのか。そしてその治療は?

第3回 大腸菌:ESBL産生菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第3回 大腸菌:ESBL産生菌

    2024/10/24(木)公開

    18分26秒

    プレミアム対象

    今回の微生物は大腸菌です。その中でも取り上げるのはESBL(産生菌になります。ESBL産生菌は薬剤耐性菌の1種で、特定の菌種ではなく、β-ラクタマーゼを産生する細菌の総称となります。こんかいは尿路感染症にて、検出された大腸菌が、ESBL産生菌であった症例です。ESBL産生菌をどのように同定していくのか、確認していきましょう。また、その場合の治療について解説します。

第4回 クレブシエラ・ニューモニエ(肺炎桿菌)

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第4回 クレブシエラ・ニューモニエ(肺炎桿菌)

    2024/11/14(木)公開

    21分7秒

    プレミアム対象

    今回の微生物は「クレブシエラ・ニューモニエ(肺炎桿菌)」です。発熱により前医を受診し、腹部造影CTで肝膿瘍疑いの病変を指摘されたいの70代男性。CTガイド下穿刺検体と血液培養にてGNRであることがわかりました。まずは、その時点での抗菌薬戦略について考えていきます。 その後、細菌検査室で、過粘稠性の肺炎桿菌であることが判明。どのように同定されていくのか、その微生物の特徴は何なのかを明らかにしていきます。 また、肺炎桿菌は薬剤感受性が世界的な問題になっています。その治療戦略を確認しましょう。

第5回 緑膿菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第5回 緑膿菌

    2024/12/05(木)公開

    23分52秒

    プレミアム対象

    今回はカテーテル関連血流感染症(CRBSI)の症例です。まずは、血液培養の結果が出るまでの初期治療戦略から確認していきます。 そして、血液培養の結果、緑膿菌が検出されました。同定されるまでの方法と所見を確認してみましょう。また、緑膿菌はメタロ‐βラクタマーゼ産生菌など、多剤耐性の傾向があるため、薬剤の感受性を確認していく必要があります。

第6回 インフルエンザ菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第6回 インフルエンザ菌

    2024/12/26(木)公開

    21分50秒

    プレミアム対象

    今回の微生物はインフルエンザ菌。急性細菌性副鼻腔炎疑いの症例です。鼻ポリープの既往があるため、耳鼻科にて鼻腔ファイバースコープを実施。上顎洞から採取した膿汁による検査結果を提示します。 インフルエンザ菌は、パスツレラや百日咳と似た形態を持っているため、その鑑別をどのようにおこなっていくのかを解説します。 また、BLNERやBLPACRなどの耐性菌も話題となっています。抗菌薬の選択について、しっかりと確認しておきましょう。

第7回 カンピロバクター

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第7回 カンピロバクター

    2025/01/23(木)公開

    22分25秒

    プレミアム対象

    今回の微生物はカンピロバクター。5日前より腹痛と1日複数回の水様下痢を訴える34歳女性の症例です。4日前から発熱し、原因精査のために来院しました。摂食歴やSick contactに特記すべきことはありません。身体診察にて、右下腹部に圧痛があります。 さて、病歴、身体診察からどのような鑑別が上がるのか、また、血液や便から、原因微生物をどのように同定していくのか、確認していきましょう。

第8回 淋菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第8回 淋菌

    2025/02/13(木)公開

    23分23秒

    プレミアム対象

    今回の微生物は「淋菌」です。20歳代男性の咽頭痛の症例となります。咽頭の培養は常在菌がたくさんいる検体なので、その中で、淋菌を拾い上げていくのは容易ではないため、事前の情報をしっかりと伝えて、依頼することが大切です。また、淋菌感染症といえば、STI(性感染症)である可能性も高く、共感染や、パートナー感染などの対処方法も含めて考えていかなければなりません。

第9回 抗酸菌

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第9回 抗酸菌

    2025/03/06(木)公開

    19分11秒

    プレミアム対象

    今回の微生物は「抗酸菌」。2ヵ月前より続く咳嗽と微熱を認める20歳代男性の症例です。胸部X線、胸部CT画像から肺結核が鑑別の1つとして疑われました。そのため、その時点で「空気感染予防策」をしっかりと行い、そのうえで、複数回の抗酸菌塗抹検査を行うこととなりました。さて、その結果はどう出たのでしょうか。塗抹検査、PCR、培養検査など、抗酸菌に対する検査を見ていきましょう。また、薬剤感受性検査などについても最新情報をお教えします。

第10回 カンジダ

  • Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編 | 第10回 カンジダ

    2025/03/27(木)公開

    19分44秒

    プレミアム対象

    今回の微生物は「カンジダ」です。S状結腸がんによる切除手術、および人工肛門造設を行った65歳女性の症例。術後6日目に発熱し、縫合不全の診断で再手術を行い、メロペネム投与および中心静脈栄養を開始しました。その10日後に再度発熱があり、血培を採取したところ酵母様真菌が陽性となりました。このようにリスク因子もあることから、この患者はカンジダ血症が強く疑われました。疑ったときどうすべきか、また、カンジダは血培でどのように同定していくのか、しっかりと確認していきましょう。

評価一覧

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4.8(20)

★★★★★
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2025/07/12(土)
60代
勤務医
産婦人科
良かったよです
★★★★★
★★★★★
2025/07/09(水)
60代
勤務医
泌尿器科
分かりやすい。
★★★★★
★★★★★
2025/04/18(金)
60代
勤務医
麻酔科
レクチャー全体はもちろんですが、佐々木先生・微生物検査室の講義内容が特に勉強になりました。 普段、報告結果しかみていなかったのですが、最終報告結果に至るまでの検査過程を知ることができました。
★★★★★
★★★★★
2025/04/04(金)
40代
勤務医
呼吸器内科
ESBL薬剤感受性について、わかりやすく解説してくれています。
★★★★★
★★★★★
2025/04/02(水)
30代
薬剤師
病医院勤務
とてもわかりやすい内容でした。大変勉強になるお勧めの講義です。

関連シリーズ

  • Dr.岡のプラチナカンファレンス COVID-19公開症例検討 2022‐23年末年始スペシャル

    Dr.岡のプラチナカンファレンス COVID-19公開症例検討 2022‐23年末年始スペシャル(全7回)

    2022/12/23(金)~

    岡秀明先生によるCOVID-19公開症例検討会。同病院の4人の感染症フェローがさまざまな状況のCOVID-19疑い症例を提示。 現病歴や既往歴、薬剤歴、ワクチン接種歴、検査所見、治療内容、経過などを詳しく説明します。 それに対し、岡先生がポイントを挙げ、治療戦略の意味合いを解説していきます。 そこに、最新情報を交えた講義も盛り込まれているのがプラチナ流。 外来・軽症治療編として4例、入院・重症治療編として3例の合計7症例取り上げます。 <外来・軽症治療編> 複数の有効な治療薬にもアクセス可能になり、新しい薬も承認され外来で治療する機会も増えて来ている今、 何を「診て」、どのように「治療」するのか岡先生の思考の過程から確認していきましょう。 <入院・重症治療編> 大きく変わった重症者への治療方針を、症例経過を見ながら学び、今後の診療にどのように生かすべきかを考えていきましょう。

    第1回 外来・軽症治療編1.右被殻出血の既往、高血圧の50代男性
    第2回 外来・軽症治療編2.末期腎不全で維持血液透析通院中の82歳女性
    第3回 外来・軽症治療編3.2ヵ月前に腎移植を行ったワクチン接種済みの50代男性
    第4回 外来・軽症治療編4.COVID-19診断9日後に食事摂取困難となった42歳男性
    第5回 入院・重症治療編1 溶血性貧血の既往があるワクチン未接種の40代男性
    第6回 入院・重症治療編2 リツキシマブ投与中の70代女性
    第7回 入院・重症治療編3 酸素化が改善しない50代男性

  • Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 医療関連感染症編

    Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 医療関連感染症編(全9回)

    2019/04/03(水)~

    あの医療者必携のベストセラー書籍「感染症プラチナマニュアル」のレクチャー版!
    岡秀昭氏による大人気番組「感染症プラチナレクチャー」の第2弾は医療関連感染症編です。 医療関連感染症は、どの施設でも避けることのできない感染症であり、その対策にはすべての医療者が取り組まなくてはなりません。この番組では、医療関連感染症診療の原則と、その診断・治療・予防について臨床の現場で必要なポイントに絞って岡秀昭氏が解説していきます。 2018年4月の診療報酬改定で、抗菌薬適正使用を推進するため、入院患者を対象とした「抗菌薬適正使用支援加算」が新設されています。その中心を担うAST(抗菌薬適正使用推進チーム)やICTはもちろん、その他の医療者の教育ツールとしてもご活用ください。 さあ、ぜひ「感染症プラチナマニュアル2019」を片手に本番組をご覧ください。
    ※書籍「感染症プラチナマニュアル」はメディカル・サイエンス・インターナショナルより刊行されています。 書籍の情報は

    第1回 医療関連感染症診療の原則と基本
    第2回 カテーテル関連血流感染症
    第3回 カテーテル関連尿路感染症
    第4回 院内肺炎
    第5回 手術部位感染
    第6回 クロストリジウム・ディフィシル感染症
    第7回 免疫不全と感染症
    第8回 発熱性好中球減少症
    第9回 細胞性免疫不全と呼吸器感染