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| -*options.txt* For Vim バージョン 9.1. Last change: 2025 Sep 15 |
| 1 | +*options.txt* For Vim バージョン 9.1. Last change: 2025 Sep 29 |
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4 | 4 | VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
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@@ -939,7 +939,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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939 | 939 |
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940 | 940 | *'autocomplete'* *'ac'* *'noautocomplete'* *'noac'*
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941 | 941 | 'autocomplete' 'ac' 切替 (既定ではオフ)
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942 |
| -グローバル |
| 942 | +グローバル/バッファについてローカル |global-local| |
943 | 943 | {Vim がタイミングをサポートするプラットフォームでのみ
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944 | 944 | 有効}
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945 | 945 | オンにすると、Vim は入力時に補完メニューを表示する。これは |i_CTRL-N|
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@@ -2305,6 +2305,21 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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2305 | 2305 | 大文字・小文字が同一視されるかどうかは補完の種類による。
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2306 | 2306 | バッファのテキストについてはオプション 'ignorecase' が適用
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2307 | 2307 | される。
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| 2308 | + longest |
| 2309 | + 'autocomplete' が無効の場合、マッチした単語の最長共通プリ |
| 2310 | + フィックスのみが挿入される。ポップアップメニューが表示され |
| 2311 | + ている場合は、CTRL-L で文字を追加できる。大文字小文字が無 |
| 2312 | + 視されるかどうかは、補完の種類によって異なる。バッファ内の |
| 2313 | + テキストには、'ignorecase' オプションが適用される。 |
| 2314 | + |
| 2315 | + 'autocomplete' が有効で、補完項目が選択されていない場合、 |
| 2316 | + マッチした候補の中の最長共通プリフィックスがカーソルの後ろ |
| 2317 | + に挿入される。このプリフィックスは、表示されているすべての |
| 2318 | + 項目から取得するか、カレントバッファ内の項目のみから取得す |
| 2319 | + る。挿入されたテキストは |hl-PreInsert| でハイライトされ、 |
| 2320 | + カーソル位置は変化しない (`"preinsert"` と同様)。挿入する |
| 2321 | + には CTRL-Y を押下する。 |
| 2322 | + |preinserted()| も参照。 |
2308 | 2323 |
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2309 | 2324 | menu ポップアップメニューで補完候補を表示する。ポップアップメ
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2310 | 2325 | ニューは、候補が2個以上あり、十分な数の色が使用できるとき
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@@ -2346,24 +2361,22 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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2346 | 2361 | {|+textprop| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
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2347 | 2362 |
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2348 | 2363 | preinsert
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2349 |
| - 'autocomplete' がアクティブでない場合、最初の候補単語のう |
2350 |
| - ち、|hl-PreInsert| でハイライト表示されている現在の補完リー |
2351 |
| - ダーの後ろの部分を挿入する。カーソルは移動しない。'fuzzy' |
2352 |
| - が未設定で、'completeopt' に "menuone" が指定されている必 |
2353 |
| - 要がある。 |
2354 |
| - |
2355 |
| - 'autocomplete' がアクティブな場合、(表示されているすべての |
2356 |
| - 項目、または現在のバッファ項目から) マッチした単語の中で最 |
2357 |
| - 長の共通プリフィックスを挿入する。これは、メニュー項目が選 |
2358 |
| - 択されていない場合にのみ実行される。確定するには Ctrl-Y を |
2359 |
| - 押す。 |
| 2364 | + 最初の補完候補のテキストを、現在のリーダーの後ろに挿入す |
| 2365 | + る。このテキストは |hl-PreInsert| でハイライトされる。 |
| 2366 | + カーソルは移動しない。 |
| 2367 | + "fuzzy" を無効にし、さらに 'completeopt' に "menuone" を設 |
| 2368 | + 定するか、または 'autocomplete' を有効にしておく必要があ |
| 2369 | + る。'autocomplete' を有効にしている場合、'ignorecase' だけ |
| 2370 | + が設定されていて 'infercase' が設定されていないと動作しな |
| 2371 | + い。 |
| 2372 | + |preinserted()| も参照。 |
2360 | 2373 |
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2361 | 2374 | preview 現在選択されている候補についての付加的な情報をプレビュー
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2362 | 2375 | ウィンドウに表示する。"menu" または "menuone" と組み合わせ
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2363 | 2376 | たときのみ有効。
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2364 | 2377 |
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2365 |
| -'autocomplete' が有効な場合、"fuzzy"、"popup"、"popuphidden"、 |
2366 |
| -"preinsert" および "preview" のみ効果がある。 |
| 2378 | +'autocomplete' が有効な場合、"fuzzy"、"longest"、"popup"、 |
| 2379 | +"popuphidden"、"preinsert" および"preview" のみが効果がある。 |
2367 | 2380 |
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2368 | 2381 | このオプションは |cmdline-completion| には適用されない。詳細については
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2369 | 2382 | 'wildoptions' を参照。
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@@ -3813,8 +3826,14 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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3813 | 3826 | 'fileignorecase' 'fic' 切替 (既定値: ファイル名の大文字と小文字の違いを無
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3814 | 3827 | 視するシステムではオン)
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3815 | 3828 | グローバル
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3816 |
| -このオプションを設定すると、ファイル名とディレクトリ名の大文字と小文字 |
3817 |
| -の違いが無視される。 |
| 3829 | +このオプションを設定すると、ファイルおよびディレクトリ名の大文字と小文 |
| 3830 | +字の違いが無視される。 |
| 3831 | + |
| 3832 | +このオプションは、ファイルシステムが伝統的に大文字と小文字を区別しない |
| 3833 | +システム (例えば MS-Windows や macOS) ではデフォルトでオンになってい |
| 3834 | +る。ただし、Vim は実行時に特定のファイルシステムが大文字と小文字を区別 |
| 3835 | +するか区別しないかを判断できない。 |
| 3836 | + |
3818 | 3837 | 補完で大文字と小文字の違いを無視したい場合は 'wildignorecase' を参照。
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3819 | 3838 |
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3820 | 3839 | *'filetype'* *'ft'*
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@@ -8959,6 +8978,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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8959 | 8978 | も新しいバージョンが必要である。以下のように確認する: >
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8960 | 8979 | if has('vcon')
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8961 | 8980 | < これには Vim が |+vtp| 機能付きでビルドされている必要がある。
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| 8981 | +|win32-term-colors| も参照。 |
8962 | 8982 |
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8963 | 8983 | Note "cterm" の特徴はまだ使われているが、"gui" はそうではないことに注
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8964 | 8984 | 意。
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@@ -10232,8 +10252,8 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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10232 | 10252 | *'wlsteal'* *'wst'* *'nowlsteal'* *'nowst'*
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10233 | 10253 | 'wlsteal' 'wst' 切替 (既定ではオフ)
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10234 | 10254 | グローバル
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10235 |
| -{|+wayland_clipboard| 機能付きでコンパイルされたときの |
10236 |
| -み有効} |
| 10255 | +{|+wayland_focus_steal| 機能付きでコンパイルされたとき |
| 10256 | +のみ有効} |
10237 | 10257 | 有効にすると、Vim はクリップボードにアクセスするために一時的なサーフェ
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10238 | 10258 | スを作成してフォーカスを奪取できるようになる。詳細については
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10239 | 10259 | |wayland-focus-steal| を参照。
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@@ -10268,6 +10288,11 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
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10268 | 10288 | < 'sidescroll'、'listchars' や |wrap-off| を参照。
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10269 | 10289 | オプション 'diff' がオンの場合、モードライン |modeline| からこのオプ
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10270 | 10290 | ションを設定することはできない。
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| 10291 | +|modeline| または |sandbox| で 'nowrap' が設定された場合、'list' およ |
| 10292 | +び 'listchars' オプションの値に関係なく、'>' が |lcs-extends| 文字とし |
| 10293 | +て使用される。これは、ビューポート外の悪意のあるコードが検知されないこ |
| 10294 | +とを防ぐためである。この動作を無効にするには、後で手動で |
| 10295 | +`:setlocal nowrap` を使用する。 |
10271 | 10296 |
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10272 | 10297 | *'wrapmargin'* *'wm'*
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10273 | 10298 | 'wrapmargin' 'wm' 数値 (既定では 0)
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