NetScaler Console サービス
NetScalerインスタンスのテクニカルサポートバンドルの生成方法
NetScalerインスタンスに関する問題の分析と解決を支援するため、インスタンス上でテクニカルサポートバンドルを生成し、そのバンドルをCitrixテクニカルサポートに送信できます。テクニカルサポートバンドルは、システムコンフィギュレーションデータと統計情報のzip形式のtarアーカイブです。テクニカルサポートバンドルは、バンドルを生成するNetScalerインスタンスから次のデータを収集します。
- コンフィギュレーションファイル。
/flash/nsconfigディレクトリ内のすべてのファイル。 -
newnslogファイル。現在実行中のnewnslogファイルと、一部の以前のファイル。アーカイブファイルサイズを最小限に抑えるため、newnslogの収集は、500 MB、6ファイル、または7日のいずれか早い方に制限されます。より古いデータが必要な場合は、手動での収集が必要になる場合があります。 - ログファイル。
/var/log/messages、/var/log/ns.log、および/var/logと/var/nslog配下のその他のファイル。 - アプリケーションコアファイル。過去1週間以内に
/var/coreディレクトリに作成されたファイル(存在する場合)。 - 一部のCLI showコマンドの出力。
- 一部のCLI statコマンドの出力。
- BSDシェルコマンドの出力。
テクニカルサポートバンドルは、Citrixテクニカルサポートサーバーに安全にアップロードすることもできます。NetScaler 14.1リリース8.xビルド以降では、テクニカルサポートバンドルをアップロードする前に認証トークンを生成する必要があります。以前のビルドでは、Citrixのユーザー名とパスワードを使用してテクニカルサポートバンドルをアップロードできました。
認証トークンの生成:
- ブラウザーを起動し、次のURLを入力します - https://cis.citrix.com/auth/api/create_identity_v2/?expiration=3600。
-
多要素認証を使用してログインします。
注記:
多要素認証への登録方法については、「多要素認証(MFA)への登録方法」を参照してください。
- 画面に表示される認証トークンをコピーするには、[コピー] をクリックします。トークンは3600秒(1時間)有効です。トークンの最大許容長は1023文字です。
認証トークンをコピーしたら、GUIを使用してファイルをアップロードします。
GUIを使用したテクニカルサポートバンドルのアップロード:
- [インフラストラクチャ] > [インスタンス] > [NetScaler] の順に移動します。
- NetScalerインスタンスを選択します。
- [アクションの選択] から [テクニカルサポートファイルの生成] を選択します。
- [テクニカルサポートファイルの生成] をクリックします。
- [スコープ] オプションを使用して、現在のノード、すべてのクラスターノード、または指定されたパーティションのデータを収集するかどうかを指定します。
- [コレクターアーカイブのアップロード] を選択します。
- [My Citrix Account] セクションで、[Citrix Authentication Token] フィールドに認証トークンを入力します。
- [テクニカルサポートの作成] をクリックします。
NetScalerインスタンスのテクニカルサポートバンドルの生成方法
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